◇季節のお菓子◇


名物 豆大福

 毎朝、杵と臼で新潟産こがねもち米を搗き、ひとつずつ丁寧に作られた豆大福は、昔から変わらない人気商品です。素材そのままの味が出るような素材を吟味し、ほどよい甘さの餡と、少し塩気がある豆と餅の3つが合わさり、一口食べるとほっと安心する素朴な口当たり。ほかではちょっと味わえない「本物の大福」です。故ジャイアント馬場さんも若い頃に当店にこの豆大福と味噌饅頭を買いに来られました。馬場さんは特にこの二つが好きだったようです。

 餅米は新潟産こがねもち米、小豆・大豆は北海道産、塩は沖縄産海水塩を使用しています。

 朝生ですので、その日のみの消費期限にしています。(朝生菓子とは朝作りその日のうちに消費する菓子のことです)(新米が出る9月半ばまで5月半ば頃より製造を休んでおります)



名物 いちご大福

 

 いちごの甘酸っぱさと粒餡の程よい甘さ、豆の塩加減と大福のもちもち感。すべてが合わさっていちご大福になります。ご要望が多い「いちご大福」ですが、本物の大福に合う苺が1月よりしか出てきませんので、1月からの製造となり、その苺が取れる4月頃までとなります。

ご賞味ください。(いちご大福に適した苺の採れる間の季節商品です)

 




新潟名物 笹団子

左写真・あずき餡をよもぎの皮で包んで蒸す前の状態

右写真・蒸したばかりで熱を冷ましている状態

 当店では新潟県産の最高級こがねもち米とこしひかり米に、乾燥ではなく生の餅草“よもぎ”をふんだんに加えて外皮にし、中に最高級の北海道産小豆を餡にして入れておりますので、他のものとは一味違うことがおわかりいただけると思います。

蒸している間は笹の良い香りが工場に漂います。

 本来よもぎが出てくる季節が笹団子の旬です。今では年中作ることができますが、冬期は硬くなるのが早くなります、蒸したりレンチンしたり焼いたりして食べる方もいるようです。

下写真・熱が取れたら箱に入れてお送りします。



蒸しあがったばかりの

いが餅

 

 

店の販売風景

全国いがまんじゅうマップ

 

 

三条名物 いが餅

 旧三条地区の夏季の代表的な餅菓子はいが餅です。上新粉を蒸かし皮にして、小豆こし餡を中に入れて、赤色に染めたこがね餅米をまぶし、再度蒸しあげたこの地区独特の餅菓子です。赤色には邪気を払う意味があるようですので、夏の暑さに負けないようにいが餠を食べて夏を乗り切ったのでしょう。

 全国に、いが餅という名のお菓子が多々あるそうですが、この形態は独特だそうで、以前全国いがまんじゅうの一大イベントが愛知県で行われましたが、新潟県で唯一選ばれました。すたれそうになっていましたが、すたれさせたくないという強い思いで作り続けて良かったと思います。



さくら餅

 少々早いのですが、春が早く来てほしいという願いがあるのでしょうか、

一月に入ったら作る季節のお菓子です。

 新潟県産こがね餅米を使用した生地で小豆こし餡を包み、今ではめずらしくなった国産の桜の葉で巻きました。桜の葉の塩加減とともに、春の香りをご賞味ください。(やはり国産の桜の葉は香りと味が違います、値段も違いますが笑)