◇つるがや の餅◇


 つるがやの杵と臼は、五代目が大正時代に求めて作らせたものです。それ以来、大正・昭和・平成、令和と「どすん、どすん」とその餅搗きの音を響かせて餅を搗いてきました。石臼の直径66cm、杵の重さは38kg、直径19cm、長さ32cm、柄の部分の長さ206cm(全長238cm)おそらく常時使用している杵の重さでは、日本一かもしれません。これだけ重いのは柄の部分が鉄でできている為です。私どもの餅は、上から38キロの杵が落ちてきて餅米の粒をその重さでつぶし、大地に埋めてある大石臼がそれを受け、季節や餅米の性質を感じながら、人の手による手返しでひと搗きひと搗き仕上げますから、腰のある昔ながらの餅ができるのです。もちろん、最高級の地元三条・加茂の餅米「こがねもち米」を使用しています。

 他社の昨今の業務用の自動餅搗き機は、テフロン臼が回転し細いテフロン杵が時間設定で搗く為、空気が入り腰の弱い餅となります。どうぞ比べてみてください。(パックした餅類については夏期は新米が出る9月半ばまで製造を休んでおります)


のし餅

煮ても、ストーブ・オーブントースター・電子レンジで焼いても美味しくお召し上がりになれます。



まじり餅各種

 豆餅・ごま餅・海老餅・海苔餅その他のまじり餅を大杵と大石臼でおつくりしています。半円形(通称なまこ形)に伸して、冷えたらカットして袋に詰めます。

 豆餅は北海道産大豆と沖縄の塩、ごま餅はたっぷりの黒ごまに沖縄の塩、海老餅は国産の小海老に沖縄の塩、海苔餅は国産の青海苔に沖縄の塩を混ぜています。ストーブ・オーブントースター・電子レンジで焼いて、腰のある昔ながらの餅をお召し上がりにください。


ハート餅

 白とピンクの餅をハートの形にくり抜きました。腰の強い餅ですので鍋に入れても焼いても、ストーブ・オーブントースター・電子レンジで焼いてもおいしくいただけると思います。ハートの形がなにかほっとする食卓となること請け合いです。プレゼントをする時はほんの気餅(きもち)ですと言ってください笑。バレンタインやそのお返しに使われています。



一升餅

 一升餅も多様化しています。一生丸く円満に、食べることに苦労しないようにと一升餅一つと一生をかけ合わせていましたが、ピンクだったり、5合をふたつだったり、小餠を一升分だったりと。これも時代の要望ですね。


建て前の餅

ぐし餠・すみ餠


 ぐし餅とすみ餠です。いわれやなぜ必要なのかや大きさについてはご相談ください。

紅白餅


 屋根から投げたり、直に配ったりする紅白餅です。ひつに入れると見栄えがしますね。最近おやりになる方がまた増えてきています。



◇お赤飯・醤油おこわ◇

 お赤飯、醤油おこわ、五目おこわ、栗赤飯、白飯などご要望に応じてご調整いたしますので、お気軽にご相談ください。

なお餅米は新潟県産特に三条や加茂産のこがね餅米を使用しています。